大磯から多くの方が巻き爪治療に来られている小田原巻き爪ケアセンターの小野です。
今回は「足の親指が巻き爪になってしまいとても痛い!」というシンプルな悩みへの対処法をお伝えします。
足の親指が巻き爪で痛い場合の対処法
爪の痛みは非常に強いもので、解からない人には中々理解が得られません。非常に強い痛みですからまず応急処置が必要です。
1.コットン法
巻き爪の応急処置の代表が「コットン法」です。
巻き爪というのは爪の角が刺さって痛いため、その刺さっているところにコットンを小さく結って入れます。それによりコットンが緩衝材となって痛みが和らぐと云うものです。
当センターとしては・・・あまりお勧めができません。
と言うのもコットンは吸水性が高く、蒸れて雑菌も繁殖しやすい特徴があります。通気性の悪い靴の中に長時間あるとカナリ良くない環境だと思いますね。
とはいえ、後述するヤスリも矯正も出来ない場合に行うギリギリの応急処置と言えます。
2.爪ヤスリ
応急処置ですが、本能的に爪の刺さっている感があるとつい爪の四隅(角)を深く切ってしまいがちです。
深爪という状態ですね。
これはハッキリ申し上げてNGです。深く切ったまでは良いのですが、その後生えてくる爪はわずかに弯曲していく傾向にあります。
つまり深爪後の爪が陥入爪(巻き爪)を強くするという悪循環です。これは医療者サイドでも行われるため、爪の四隅(角)をカットする際には十分気をつけて行う必要があります。
当センターで勧めるのは「爪ヤスリ」です。
前に書いた記事では爪ヤスリとしてファイルを勧めましたが、陥入爪のように深く入り込んだ状態ではファイルのような厚みのあるヤスリは使えません。
巻き爪専用の爪ヤスリが雑貨店に売っていたりしますので、念のため持って歩くのも良いでしょう。しかし、爪の角が刺さって痛い状態をヤスリで誤魔化すのは、根本的な解決とは違います。
「とりあえず今の痛みが軽くなればいいかなー」
という程度の認識でいると、爪の角度が強くなって重症化を招く恐れがあります。
次の解決法を必ず行った方が良いでしょう。
足の親指が巻き爪で痛い場合の解決法
巻き爪の痛みを解決するのは矯正して広げることが不可欠です。
方法は色々ありますが、当センターとしては安全性と確実性を最優先したドイツ式巻き爪矯正法のB/S スパンゲ法をオススメしています。というかそれが一番、患者さんへの負担が少ないですからね。
非常に細かく高度な技術が必要となるためちゃんとした講習を受けた者しか出来ない方法です。たまにモグリがいますので要注意ですが・・・。
巻き爪矯正において重要なのは安全性が最優先され、次いで確実に広がっていく実感が必要だと私たちは思っています。ある程度まで爪が広がれば後は数ヶ月に一度の管理で十分です。
まずは応急処置をして、その後にすぐ解決法を取り組んでいくことが痛みを繰り返す負の螺旋から出る秘訣です。
巻き爪の原理は難しい話しですから、まずはお電話や写真での無料カウンセリングでお問い合わせください。
巻き爪でお困りのことが御座いましたら、爪の痛みはもちろんですが、再発防止のセルフケアについてもお気軽にご相談をお待ちしております。
わからない事がありましたら気軽にお電話ください。
万一のためにも、
小田原巻き爪ケアセンター
の電話番号を携帯電話などに登録しておく事をお勧めします。
「爪のことで相談をしたいんですが…」と気軽にお問い合わせください。
親切丁寧に対応させていただきます。
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